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偕楽園【水戸】梅のない季節も心がほどける緑の庭園

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偕楽園に行ったきっかけ

――梅のない季節にも、こんな静けさがあるんですね。

水戸駅に着いたのは、ちょっと早めの午後。
まだ宿には向かえない時間だったので、「せっかくだし」と偕楽園へ足を延ばしてみることにしました。

 

偕楽園といえば、やっぱり梅の名所。
でも季節的に、さすがに花はもう終わっていますよね。

 

それでも、“緑の偕楽園”もきっと素敵だろうなと思い、行ってみることに。

 

 

いざ、偕楽園へ

 

バス乗り場は6番だったでしょうか。
「偕楽園行き」としっかり書いてあったので、迷うことなく乗れました。

 

バス停を降りて、少し歩きはじめます。
道沿いには案内の看板も出ていて、分かりやすかったです。

 

 

けれども、途中で現れたのはけっこう急な階段。
暑さもあって、なかなか大変でした。

 

 

ようやく登りきった先にあったのは…偕楽園?
と思いきや、そこは神社でした。

 

 

ちょっと肩透かしではありましたが、せっかくなので参拝して一息。

 

 

そこからまた歩き、ようやく偕楽園の入り口にたどり着きました。

 

水戸偕楽園の見どころ

梅林(東西梅林・田鶴鳴梅林 など)

・約100品種、約3,000本の梅が植えられている日本有数の梅園。
・早咲きから遅咲きまで多彩な品種があり、長い期間楽しめる。
・「水戸の六名木」と呼ばれる代表的な梅が点在。
・梅まつりの時期には夜間ライトアップやイベントも開催される。

好文亭(こうぶんてい)

・徳川斉昭公が自ら設計した木造の建物。
・二層三階建てで、奥御殿を備えるなど江戸の趣を感じられる。
・最上階「楽寿楼」からは庭園や千波湖を一望できる。
・内部には襖絵や家紋など、当時の建築美が残されている。

 

偕楽園記碑

・好文亭の東側に立つ碑で、斉昭公の直筆文が刻まれている。
・偕楽園の理念や造園思想を今に伝える貴重な史跡。

竹林・孟宗竹

・表門を入ると広がる竹林が印象的。
・「松・竹・梅」を配した“歳寒三友”の思想が反映されている。
・梅との対比で、竹の青々とした色がより美しく映える。

玉龍泉・自水泉・湧水群

・園内には湧水や井筒が点在し、自然の水音が楽しめる。
・弛まず湧き出る泉は、静けさの中で生命力を感じさせる。
・桜山下には日本最古の噴水「玉龍泉」もあり、必見のスポット。

 

見晴らし広場・展望ポイント

・高台からは梅林や庭園の向こうに千波湖が広がる。
・「松の南崖」や「見晴らし広場」の松並木が、雄大な眺望を作り出す。

四季の草花

・梅の季節以外にも、春の桜、初夏のツツジ、秋の萩や紅葉などが楽しめる。
・初冬には二季咲桜も開花し、一年を通して花の表情が絶えない。

庭園設計思想

・「民と偕(とも)に楽しむ場」として造られた庭園。
・松竹梅を象徴的に配置し、陰陽の世界観を表現している。
・自然と建築を融合させた日本庭園美の粋を感じられる。

周辺借景・千波湖

・千波湖を借景に取り入れた造園設計が見事。
・庭園と湖畔の風景が一体化し、どこを歩いても絵になる。
・偕楽園から千波湖への散策路も人気のルート。

イベント・夜間ライトアップ

・「水戸の梅まつり」をはじめ、夜梅祭や光の散歩道などが開催される。
・俳句大会や武道演武、ひな流しなど文化的な催しも多い。

 

 

 

入場券を買って中に入ると、目に飛び込んできたのは、青々とした緑の風景。
やはり梅の季節ではないので、花の色はありませんが、そのぶん落ち着いた空気が流れていて――
これはこれで、とても心が和らぎます。

 

人も少なめで、園内はとても静か。
ゆっくりと散策するには、ちょうど良い雰囲気でした。

 

 

竹林の風に揺れる音や、小さく聞こえる鳥の声。
どれも穏やかで、つい立ち止まりたくなるような時間が流れていました。

園内の小道を一通り歩き、少し高台から眺める千波湖の景色も、爽やかで気持ちがよかったです。

 

季節を変えて、また来てみたいな――
そんな気持ちが自然と湧いてきました。

 

 

 

 

感想

今回は梅の時期ではありませんでしたが、
だからこそ感じられる静けさや、木々の緑の深さが心地よく、
偕楽園の別の一面に出会えたような気がします。

 

人が少ない時期にこそ、ゆっくり味わえる空気もあるものですね。
次はぜひ、梅の香りが広がる季節に再訪してみたいです。

 

 

 

ブログなので行った時の状況です。詳細はご確認くださいね♪

▶偕楽園 の詳細、クチコミをチェック

 

 

 

 

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